2005年11月29日

スタイリッシュなエロス アラーキーの世界

 


アラーキーの写真集を観た。

タイトルは忘れたけどお花のどアップ写真が表紙のやつ

もう、その表紙のエロさにかぁあああああっっっっってなって
滅多に顔赤くならない阿里耶なのに、ほっぺが熱くなってく感動だった

咲いてる花。枯れてゆく花束。カラーモノクロ。きれいな花の中にいる
トカゲの乾涸びた死骸。。。

全部観て一番感じたのは「花ってエロイ」なんだけど、そのエロさも
とっても正直に美しい表現のされ方だった。
ピンク色の蘭は少女の頬みたいなやさしく、素朴なピンク色だった。

この写真集観る前から阿里耶も 花=エロス と思っていたが
阿里耶が思うより、アラーキーVIEWは意外とスマートにスタイリッシュな
エロスを表現していた。

阿里耶って。。。えぐいのかなぁ;;

アラーキーと阿里耶の違いを「焼き肉」で表現するなら
ユッケやレバ刺をぐちゃぐちゃ食べる阿里耶の横でアラーキーは
ウェルダンにしっかり焼いたロースを食べてるって感じ。

そうだ!意外と男の人って
しっかり焼いて食べるよね?阿里耶の回りだけかなぁ?

そして、最後に文面を読んでみると、やっぱり表現したかったのは阿里耶が
感じていたような事だった。「花は性器であり、子宮であり、種である」
と書いていた。さらに、興味深かったのはこんな一節だ!

「アラーキーは咲いている花よりも枯れてゆく花こそ一番の美しさを感じる」
と!

ここまでは阿里耶まだわからないなぁ〜☆

でも、そういう謎って好き♪消化できるようになるまで宿題のように頭に
残るからいい。何年かたって、あの時の謎はこういうことだったのかぁ!!
って気づけた時、人生のすばらしさを感じられる

しかし、ひとつ気づいた事がある。フランスのオルセーで、ミレーの売れる前
の絵と、売れた後の「落ち穂拾い」を見比べた時、売れた後の絵にはピントが
合ったようなはっきり感を感じた。それと同じようにアラーキーの枯れゆく花
の写真にはどこの部分も大切に表現しきれてるはっきりとした美しさがあった。

ピントが合うってなんだろう?どうしたら、この「キター!」な感じを
作れるのだろう??むむむ!!

アラーキーさんの出身は荒川区とかあの辺らしい。三ノ輪って書いてあった
かなぁ。。枯れ行く花の美しさはお祭りが終わった後のようなものだ。とも
書いてあった。

はにゃ;;

でも、阿里耶の曲で南千住のお祭りをモチーフに作った「年に一度の片想い」
って曲がある。「お祭り」ときて、「終わった後の静けさ」がくるとこらへんは
ちょっとかぶってるかしら。。。♪

しかし人は見かけによらないとは良く言ったもんだ!!
ぱっと見、おつむにたりないのは毛だけじゃなさそうな感じのアラーキー
ヌードもいっぱい撮ってるし、えげつないイメージだったのに作品はデリカシーの
固まりだった!!

喋らなきゃいいのにって言われる人がいるならアラーキーは出てこなきゃいいのに
って人だなぁ。作品だけで想像するアラーキーはカメラをハットのように抱え持つ
貴公子って感じなのに。。

一目見ればその姿、写真界の小椋圭。。。シクラメンもがっかりだ;

でもそのギャップ、紙一重感がきっといいのだろう
よぉし!阿里耶もしこしこ頑張ってギャップ美人になるぞぉ!
「歌えば妖精。見れば妖怪」みたいな、、、って嬉しくないわい!!!怒

さて!今日の写真は最近ハマってるヒアルロン酸原液♪この時期手ががっさがさに
なってって話しを師匠にしたらこれを教えてもらった;;普通逆じゃない?;;

Posted by ariya at 2005年11月29日 00:53
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Comments

アラーキーといえば、「陽子」という写真集を見て、
単なるエロいオジサンではないことを再認識した私です。
奥さまである「陽子」さんがご自宅でお料理したり、お掃除している日常の風景から、エロティックな写真に至るまで。
奥さんはいわば素人さん。
アラーキーが出版社かなんかに勤務している時に、惚れちゃった女性。いわゆる社内恋愛♪

ヌード写真もあるけれど、私が一番エロさを感じるのは、陽子さんが眼帯はめて写ってる写真。

一目見て美人、と言える人ではないのだけれど、
ファインダー越しに奥さんに恋しているアラーキーが撮った写真は、見るほどに、奥さんがどんどん美しく見えてくる。
味わいが増してくるというか・・・。
愛のなせる業だ♡

幾つか荒木さんの写真も写ってるけど、陽子さんと居る時のアラーキーはいつも見るエロオヤジでも、写真家でもなく、穏やかな笑顔をたたえた、奥さんと愛猫が大好きな優しい優しいおじさんでしかない。

陽子さんは、まだまだ女盛りのときに、病気に侵されてしまうのだけれど、アラーキーは毎日毎日、病院に通ったらしい。
そして、陽子さんも、彼を毎日訪れる彼を待ちわびていた。

棺に納められた陽子さんのデスマスクが載っている。
あまりに綺麗な表情をしていて、泣ける。

陽子さんが亡くなった後、しばらくの間、アラーキーは「空」しか撮れなくなったという。
大切な大切なモノを失った。
陽子さんの存在はアラーキーにとって、あまりに大き過ぎた。

憧れの夫婦像・・・愛がたっぷりの写真集です。


なんだか語ってしまい、恐縮です。
阿里耶さんはこの写真集をご覧になったことありますか?
もしまだだったら、ぜひ。
2人のお互いを思いやる心がたっぷりつまった素敵な写真集だと思います。

TOP▲ Posted by: れん on 2005年11月29日 22:29

うわぁ!
初めてブログのレスみて泣いた〜

早速明日買いにいきます!れんさん!素敵なかきこみ
ありがとう!!

TOP▲ Posted by: 阿里耶 on 2005年11月29日 23:48

そんなこと言ってもらえて、恐縮しちゃいます。。。
でもでも、本当に素敵な写真集なので、ぜひぜひです!

1枚1枚の写真に添えられた2人の思い出。
陽子さんのエッセイやアラーキーのメッセージが
またいいんです♪

これぞ夫婦愛っていうか、人間愛♡
愛とか思いやりって、こういうもんなんだ、と実感できる
フォトエッセイ集ですよ~~~

TOP▲ Posted by: れん on 2005年11月30日 00:20
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